牧場という名のレジャー施設

★山の上にある牧場★

 観光地として有名なLembangエリアにある、Farmhouse Susu Lembang。名前の通り、できたてミルクが飲める牧場になっている。入場チケットがミルクとの引換券になっており、ミルクはバニラ、チョコ、ストロベリーの中から好きな味を選ぶことができる。

 

入口近くの引換所。中にも引換所あり。

ボリュームたっぷり。

 

 ここには、牛はもちろん、他にも色々な動物がいて、ミニ動物園のような感覚で楽しめる。うさぎや羊に餌やりをしたり、フクロウを腕に乗せたりと、動物との触れ合いコーナーも。

 

残念ながら牛の乳しぼり体験はなさそう。

餌を求めて寄ってくる羊たち。

ウサギは繊細なので驚かせないように。

腕にフクロウを乗せてもらって記念写真。

イグアナまでいる。

水車と鯉。意外と人気。

動物たちとの記念写真が撮れる。


 奥には、食べ物や雑貨などのお土産を購入したり、コスチュームに着替えて記念撮影したりできるエリアもある。

 

おしゃれなショッピングエリア。

お店の入口には、ミルクを置けるスペースあり。

なぜかタイ風のグッズも。

 

 他にも、ホビットタウンというエリアがあったり、レインボースライダーで遊べたりと、牧場+@の要素が多い。

 

ホビットタウン?

子供が喜びそう。

 学生の社会見学的な行事でも使われそうだが、フォトスポットや体験エリアなども充実しており、結構時間をかけて楽しめる場所。

 Lembangの観光エリアに位置しており、向かいにはThe Great Asia Africaもあるので、ついでにあわせて立ち寄るのもありかも。ただ、昼過ぎは渋滞必至なので注意。

 

<まとめ>

〇施設名:Farmhouse Susu Lembang

〇開園時間:9:00~18:00

〇入場料:Rp 35K/人

*チケットはミルクと引き換え可。

駅から近いアートな街

★おしゃれな通りをぶらぶら★

 Bandung駅を降りて少し歩いた先にある、アジア・アフリカ通りブラガ通り

 観光地としても有名なこれらの通りは、巨大モスクあり、クリエイティブなアート作品あり、おしゃれなカフェあり、で、ゆったり歩いて楽しめるところです。

通りの名前が書かれた看板があります。

 駅は南口から出ます。東の方に歩いて、ブラガ通りまでは10分、アジア・アフリカ通りまでなら20分ぐらいです。途中に道路を横断するので、不安な方、歩くのが億劫な方は、近くまで車で行くのも手ですが、昼前から渋滞するので、徒歩もしくはバイクの方が良いかもしれません。

駅を出て左側の方に歩きます。写真向かって右方面です。

 ブラガ通りには、道にずらりと絵画が並んでいます。これらは展示品ではなく、売り物です。たくさんの作品が並んでいるので、無料の屋外美術館を訪れたような気分になります。

大きなキャンバスに描かれたアート作品の数々。

 この通りには、おしゃれなカフェや有名なレストランも並んでいます。

Braga Permaiは、1923年にできた老舗レストランです。

行列のできるSweet Cantinaのアイス。

Toko Tahilalatsには、なぜかしんちゃんとのコラボが。

 アジア・アフリカ通りの前には、Bandungで一番大きなモスクとタワーがあります。大きなモスクでお祈りすると良い加護を受けられるとあり、多くのムスリムの方々が訪れる場所です。

タワーはモスクを挟むように2本建っています。

 モスクから道を挟んで西側に少し行くと、有名なカフェBlue Doorsがあります。店名の由来は、お店の入口を見ると一目瞭然です。

美味しい珈琲のお供にパンもいかが?

 また、この通りには、アジア・アフリカ会議の歴史を学べる博物館もあります。

アジア・アフリカ会議の様子が再現されています。

 街の景観に合わせてか、スターバックスもおしゃれな仕様です。

趣のある入口です。

 アジア・アフリカ通りからBandung駅の方に10分ほど歩くと、Pasar Baruのある通りにつながります。安いお土産がたくさん買える通りです。Bandungのロゴ入りTシャツが、Rp 25,000/枚で売られているところも・・・。Pasar Baruには、普段着、バッグ、靴、お菓子、バティック等、お土産にも自分用にも最適な品々が安価でそろっており、まとめ買いをされる方も多いです。値段は交渉できます。

中は狭くて広いので、迷子になるかもしれません。

 BandungはJakartaに比べて物価が安く、食べ物が美味しいということで、週末は多くの観光客が訪れます。おしゃれなカフェで食事をして、大量のお土産を買って帰る・・・日帰り観光にも最適な場所です。

 全て観て回るとなると結構歩きますが、運動がてらに散歩するのも良いものです。

自然いっぱいの観光地

★Orchid Foreast Cikoleで癒しを求めて★

 

 Bandungの北側、Lembangを抜けた先、タンクバンプラフという巨大な山の近くに、Orchid Forest Cikoleという、自然に囲まれた観光施設があります。

 

 広々とした園内では、お花や植物の鑑賞はもちろん、飲食や動物とのふれあい、遊具で遊ぶこともでき、大人も子供も楽しめる場所になっています。

 

高い木々が植えられており、壮大な眺め

日本であまり見ない植物探しも面白い

フォトスポットが至る所に

少し下ったところには温室が

熱帯地域ならではの植物も

ランの販売もあり

安い観葉植物たち

ウサギと触れ合えるコーナーあり

小さな子供はチェスの駒になれる?

不思議なモニュメントがそこかしこに

窯が併設されたピザ屋さん

歩き疲れたらカフェでひとやすみ

高所恐怖症の人は渡れないかも?

 奥へ進んで行くにつれて坂道が下りになっています。

 最奥部まで行くと、入口の駐車場へ戻るミニバス(Angkotのような乗り物)が用意されており、チケットを見せてそれに乗って戻ることもできます。

 

 開放的な空気を吸い込んで、日頃のストレス発散にうってつけの場所です。

 広場ではイベントが開催されていることもあります。

 夜のライトアップもきれいです。

 

 ちなみに、この近くには、さらに北上して行った先に泉もあります。

 ついでに足をのばしてみられるのも良いかもしれません。

 

<まとめ>

〇施設名:Orchid Forest Cikole

〇開園時間:平日 9:00~18:00、土日 8:00~19:00

〇入場料:Rp 40k/人

クリエイティブなおしゃれマーケット

★ポップなお店がかわいい商店街★

 

 2023年、Bandung東部の道沿いに、目を引く鮮やかなお店が建ち並ぶエリアが出現。

 Pasar Kreatif Jawa Barat、略してPKJB。

 食品や洋服の販売、カフェやレストランも集結している。

 

カラフルなオブジェも目立つ。

 

お店のデザイン一つ一つがかわいらしい。

 

欧風を思わせるおしゃれな街通りがコンセプト?

 

買い物の後はカフェでお茶を。

 

 筆者が訪れた時は、できたばかりで店舗数も少なかったが、奥の方は建築中とのことで、これからますますテナントが増えていく予感。

 

奥の建設中エリア。これから何ができるのか・・・

 

 今回は、ヨーグルト味のソフトクリームと、バナナパイを購入、実食。月並みな感想になるけど、どちらも美味しかった。

 

ヨーグルトのさわやかな甘さと酸っぱさを感じた。

 

まだほんのりと温かかったバナナパイ。

 

 トイレもかわいらしい入口だったが、トイレットペーパーがなかったので注意。

 

お店の裏側に、トイレが何カ所か設置されている。

 滞在時間は1時間弱。今後お店が増えれば、滞在時間も増えていくのかもしれない。

巨大なお城でお食事?!

★Mercusuar Cafe & RestoはSNS映えするレストラン★

 Bandungから北上した先にあるDagoというエリア。

 おしゃれなカフェやレストランが多く、高台という立地もあいまって、SNS映えする写真を撮るお客さんが多い印象。

 今回訪れたMercusuar Cafe & Restoも、有名なSNS映えスポットのレストランだった。遠目からでも目立つお城。そう、お城のあるレストランなのだ。

 

圧倒的な存在感。

 

 ただこのお城に入るには、レストランの飲食代とは別に入場料が必要とのことで、平日はRp 20k/人、休日はRp 25k/人。お城の維持費に必要なのかもしれないけど、思わぬ出費・・・。一応この入場チケット、レジ傍のお土産コーナーで買い物する時に割引券として利用できる。お土産コーナーに売られていたのは、パンやせんべい系のスナックなど。このお店の、というより、Bandung土産として売られていた。

 

店内は意外と広い。

 

 中に入ると、海賊船を思わせるつくり。上にも席があり、冷たい風を受けながら料理をいただく。今回注文したのはピザ。同行者とシェアした。

 

薄い生地のピザ。サンバルももれなくついてきた。

 

 料理の味は、正直言って、う~ん・・という感じ。このお店、料理より景色や雰囲気を楽しみたい人向けという気がした。

 

海賊船を思わせるデッキ。

 

 お城の傍では、こちらがメインとばかりに写真撮影に勤しむ方々の姿が。訪問日はあいにく快晴とはいかなかったが、青空をバックにしたらもっときれいだったかもしれない。

 

お城からの眺めは良い。

 

 ちなみにこのレストランの近くには、Famoso Gardenというレジャー施設もある。小ぢんまりとしたパークで、どちらかというと子供向け。ポップな建物がいくつかあるので、こちらも写真撮影目当てで来ている団体さんの姿も見られた。恐らくレストランのついでに寄ったという感じ。この施設にも入場料が必要で、平日はRp 20k/人、休日はRp 25k/人。

 

レストランとは入口が異なるので注意。

かわいらしい建物がいくつか散らばっている。

入場チケットで園内の食べ物を割引価格で買える。

Famoso Gardenの近くにもカフェレストランがある。

 

 行ってみての正直な感想は、「一回行けば充分かな」。料理は普通で、レストランに入るために入場料が必要となると、中を見て写真を撮れれば、二回目も来ようという気にはならなかった。夜もきれいなんだろうけど、昼の姿で満足してしまった。

 

別のレストランから見えたMercusuar。

<まとめ>

◆施設名:Mercusuar Cafe & Resto

◆開店時間:平日9:00、土日8:00 ~ 22:00

◆入場料:平日Rp 20k/人、土日Rp 25k/人

 

◆施設名:Famoso Garden

◆開店時間:10:00~19:00

◆入場料:平日Rp 20k/人、土日Rp 25k/人

茶畑の中にそびえたつ青いドーム

 

★NIMO Highlandから茶畑を一望★

 Bandungから南へ下ると、道の両側に茶畑が広がり始める。

右を見ても左を見ても一面の茶畑

 さらに奥へ進むとあるのが、NIMO Highlandというレジャー施設。

 吹き抜けのフードコートエリアでは、軽食が売られている。

フードコートエリアへは出入り自由

 案内板の裏には土産物店があり、Bandungの名物お菓子などもここで購入できる。

NIMO Highland全図

 レジャー施設と言っても、遊ぶところはほとんどない。ここへ来る観光客のメインは、高台にある青いドーム周辺で写真を撮ること。

 施設入口でチケットを購入し、シャトルバスで丘を登り、さらに少し歩くとチケットカウンターが見えてくる。

ここでチケットを見せて中へ

 入った左手には、地中海を思わせるようなおしゃれなレストランが。今回は朝早く着いてまだお腹が空いていなかったので、中だけ見せてもらおうとしたら、飲食しないと中に入れないと言われ退散。

食事するには良い眺め

 レストランの向かいには、民族小屋のようなモニュメントが。こちらは中に入れず、写真撮影用に置かれているだけ。

何をモチーフにしたのだろう

 チケットカウンターをくぐった時から見えていたけど、ここでようやく青いドームの方へ。ドームを囲むように遊歩道が作られており、遊歩道は2段に分かれている。

 ひとまず上の遊歩道をぐるりと一周。途中に、ガラスの床があった。有料。

ガラスの床の上で、はしゃぎながら恐る恐る足元を見る観光客たち

 下を見下ろすと、ビーズクッションで休んでいる人々の姿が。

休憩所で休む人々

 これだけといえばこれだけ。広大な茶畑と、ぽつんとそびえる青いドーム。高台にあるので、風が吹くと気持ちよくて少し寒いぐらい。

巨大な看板も目印に?

 今回訪れた時は天気があまり良くなかったので残念。青空の下で写真を撮ると、もっと良さそう。インスタを見ると、日没のタイミングも映える模様。

 Bandungからは車で片道2時間ぐらい。下道なので、昼過ぎると渋滞の可能性大。

 

<まとめ>

〇施設名:NIMO Highland

〇開園時間:10:00~19:00

※平日は11:00からなので注意。

〇チケット代:Rp 40k/人(大人)、Rp 30k/人(子供)

花いっぱいのガーデンパーク

★Cianjurの山奥にあるお花のガーデン、Taman Bunga Nusantara★

 Bandungから車で約2時間半、CinaurにあるTaman Bunga Nusantara。

 インスタでラマダンプロモ中とあり、朝から訪問。

 Taman=公園。Bunga=花。名前の通り、花であふれた公園。

 入り口をくぐると、巨大な猫のトピアリーがお出迎え。

巨大なトピアリー

 奥には恐竜もいる。手入れが相当大変そう…。

広い園内に点々と存在するトピアリーたち

 色々なテーマの庭があり、広い園内をぐるりと一周、二週。

バラ庭園の噴水

 お花は咲いているところもあれば寂しいところも。

お花のトンネル

 季節のない国で、咲き変わりや植え替えの基準はあるのだろうか。

ピクニックエリアは、園内の各地に設置してあった

 テーマも様々で、バリの庭園も用意されてある。

バリらしい割れ門

 偶然か、日本庭園には人が多く集まっていた。ちょっと誇らしい。

日本庭園。松も池も東屋もあり、雰囲気出ている。

 白い石壁に囲まれて、広い庭園が再現されている。

ししおどしもあった

 小さな子供が遊ぶためのミニ遊園地もあり。ラマダン中のせいかお客さん少なく、遊具は動いておらず開店休業のようなありさまで少し寂しい。

子供用の観覧車

 生垣で作られた迷路もあったので、入り口の看板で予習?し挑戦。

 無事に正しいルートを通ると、中央の小屋に行きつく。

何の変哲もない小屋

 小屋よりも気になったのが、小屋の周りに設置してあるトピアリーたち。

小屋を囲むように、色々なトピアリーが

 なんともシュールなトピアリー。迷路を抜けたご褒美感が薄い。

誰が考えたのだろう

 コンセプトがわからないけど、たどり着いた先はあまり歓迎される場所ではなさそうな気がした。

迷路の中央までくれば、出口はすぐそこ

 気を取り直して、公園中央の塔へ。ここから公園内を見渡せる。

そびえたつ物見やぐらのような塔

 元々階段を使うつもりだったけど、案の定、エレベーターは停止中。

固く閉ざされたエレベーターの扉

 やはり上からの眺めは気持ちいい。手前の花壇はお花の形。先程の迷路も上からだとよくわかる。

上から見るとわかる花壇と迷路

 公園内にはレストランもいくつかあって、広い池を眺めながら食事ができるところも。ただ残念ながら、ラマダン中でどこも閉まっていた。

開放感あふれたレストラン

 地元感の強い観光地だから、ムスリムが大半と思われて営業していないのだろうか。今回の訪問では、どちらかというと華僑や欧米風の方々など、ムスリム以外の方の姿が目立って見えたのに。

出口付近のお土産やさん

 お土産屋では、雑貨や服などが売られていた。傍に売店もあったけど、ラマダン中のため食べ物はなし、飲み物はかろうじてあった。訪れるお客さんも、食べ物がないことにがっかりしながら、飲み物だけ買われていく。

Lake Garden。傍で鳥の鳴き声がすると思えば録音だった

 広いので、あっちこっち見て回ると2時間ぐらいかかった。入口に戻っても、違う道を通れば違う庭に行きつくこともあるので、行かれる方は、お見逃しのないように…。

 園内ところどころにマップがあるので、自分が行ったところを確認しながら見て回ると良いかも。

 

 きれいなところなのに、車で行くのは少々不便。

 特にBandung方面から行く時は、注意が必要。Google Mapで案内されるのが上の山道だと、そこは車で通るにはやっかいな、穴ぼこだらけの道。遠回りで時間かかっても、下の広い道を通る方が無難。

 ただ、昼過ぎると渋滞に巻き込まれるので、戻りは3時間かかった。

 

<まとめ>

〇施設名:Taman Bunga Nusantara

〇開園時間:9:00~17:00

〇入場料:Rp 50k/人

※ラマダン中はプロモでRp 40k/人